ドイツワイン研修2日目リングス

2024/02/21 訪問生産者ブログ

2日目はリングス醸造所ということでミルテンベルクからフラインスハイム駅に向かいます。

なんとこの日からドイツでは鉄道スト…(DBストは最終日まで続きます…)

インポーターOさんが機転を効かしなんとか乗り継ぎにて到着することができました!

 

 

DBストの影響で時間も押していたのですが到着後、早速アンドレアス・リングスさんと試飲をしながらのランチ

 

食事はいつも従業員と一緒にされるとのことで、この日もお母さまに作っていただきました。

この煮込み美味しかったー!

 

リングスのシュペートブルグンダー2022と合わせたんですがあまりの美味しさにおかわりしちゃいました。

 

 

さーて、食事も終わり醸造所の説明を受けながら急ぎ足で一周り

 

最先端の各設備等の質問や説明をしていただいたんですが、たぶん面白くない話になると思いますので割愛します。

発酵槽の違いに本当はそんなに意味がないのかとか、白ワインはコシュデュリが買ってるのと同じ樽使ってるとか

、、、、、、興味ないですよね?

(後日、フーバーの記事でまとめる予定)

 

 

リングスのワイン一覧はこちら

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本数限定のワインとなります。

 

実はリングスのワイン、今のところシュペートブルグンダーとリースリングのグートワインのみ仕入れをしているのですが、今年の11月からはその他の村名、1級、特級も入荷予定ですのでご紹介させていただきます!

 

余談ですが…

ドイツから帰国後、インポーターさんにあるリングスの国内在庫が36本ということでしたので

いただけるだけ購入させていただきました。

こんなに買えるのは実は知っている人は知っている、と言う感じで入荷後すぐから皆様に愛飲していただいております。

ですがぁ…上代8,000円と少しお高めなんですよね…

 

ここは予算が8,000円でブルゴーニュ好きの僕にワインを選ばせてもらった場合、本家本元ブルゴーニュが買える金額ではあるんですが…

 

それでもこれをお薦めしたいくらいめちゃくちゃ美味しいんです

 

ドイツ系ピノ?

ブルゴーニュ系?アルザス?アメリカ?南ア?オレゴン?

 

なんか全部しっくりこないんです。

もちろんベースにあるニュアンスはドイツではなくブルゴーニュなんですがエントリーのレベルでとてつもない可能性を感じさせてくれるんです。

 

あんな感じこんな感じと表現はできるんですが的を得れていない感じになるので

「飲めばわかるよ、飲まねばわからぬ」

としか言えません。

 

これは単に経験&勉強不足ですねぇ…

 

 

恥を忍んで一つ言えば

ジュヴレっぽいのにシャンボールっぽい?みたいな矛盾が生じちゃう感じです。

 

 

さて本題の年末日本に入荷するかも!?のワインの試飲です。

 

左から

フェルゼンベルク GG シュペートブルグンダー 2021

ザウマーゲン GG シュペートブルグンダー2021

カールシュタッド シュタインアッカー 1G シュペートブルグンダー 1G 2021

ライシュタット カールシュタット 1G シュペートブルグンダー 2021

カールシュタット シュペートブルグンダー 2021

GGが特級、1Gが1級、⑤が村名となります。

 

番号順と逆に飲んだのですが、やはり特級はすごい。

寒暖差が激しく石灰質土壌で造られるGGはもちろんまだ硬いのですがポテンシャルは十分わかる美味しさ。

何年か置いて飲む方がおいしいとは思いますが数年熟成させるだけでもこのワインの真価が発揮されそうです。

さらにフェルゼンベルクは1ha=20000本の超高密植!!なんと30cm感覚で植樹を行っています。

…凄すぎる。このワインを飲んだ時の感動は我が人生の走馬灯に出てくる事でしょう。

 

 

1Gのワインは開けたて時、グランクリュ以上に硬さを感じました。

が、グラスを置いてゆっくりと試飲をしているとみるみる開く感覚がありました。

初期には感じさせ過ぎない果実味と豊かな酸、ブルゴーニュの1級や特級クラスで味わえるあのテクスチャーです。

これは11月入荷時には個人でも欲しい1本!熟成させてしっかりと飲みたいと感じる1本です。

 

 

そして村名カールシュタット!!

こちらはシャンボールミュジニー系のチャーミングでエレガント!

グートワインのシュペートブルグンダーをより高級感を持たせた一本です。

 

 

ですが…

これらのアイテム…まだ金額がはっきりとわかっておりません…

入荷時にGGはちょっと高いな…と思ってもまずはグートワインから試してみてください!

 

「飲めばわかるよ、飲まねばわからぬ」

 

ピノ・ノワール好き、特にブルゴーニュ好きの方には特におすすめします。

 

リングスのワイン一覧はこちら

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本数限定のワインとなります。

 

 

現在は38haもの畑を所有。

 

目標にしている生産者はフーバー、フュルストで、エレガントなワイン造りを目指しているそうです。

 

醸造所は畑を見晴らせる素晴らしい立地です。(写真残せなくて申し訳ないです)

畑はすべてビオディナミであることから、畑の状況を常に目で見て確認できる状態にあることによって、より丁寧な畑の管理ができるようにしているとのこと。

 

所有している畑の80%がVDP.認定の1級畑か特級畑です。