ドイツワイン研修1日目②エーレンバッハ
フュルストの美味しすぎるワインのせいで少し時間が押し、急いでエーレンバッハへ向かいます。
インポーターOさんと親友関係である彼のワインは11月に日本入荷予定!
先駆けて試飲をさせていただきました!
エーレンバッハはフュルスト醸造所でセバスチャンの右腕としてすべての業務をこなせる30歳のフローリアンが実家で弟と母とタウバーフランケンの地で高品質なワイン造りを目指して立ち上げた超若手の新しい生産者です。
2023年冬にファインシュメッカーとヴィノムでも大きく取り上げられ、まだまだこれからですが楽しみな生産者の一人です。
彼の作るワインはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを得意としています。
ピノ・ムニエのスティル!?!?と驚いたのですがドイツではミュラーレーベ、シュヴァルツリースリングという名前でビルテンベルグでは多く栽培される品種のようです。
一口飲んでみてびっくり!!
エレガントで古樽が感じられるワインはフュルストの古樽を使っているそうで素直さと爽快感のある赤ワインでした。
そのこだわりは樹齢により全房発酵の比率を樹齢ごとに変え細やかな調整によって可能になっているそう。
(樹齢45年では100%、35年では40%)
どれだけ美味しいかと言うと…
時間は18時を超え、皆クッタクタに疲れてたのに…
香りを嗅いだ瞬間、背筋が伸びるような感じで
「お、おぉぉぉぉ〜〜〜!!!!」
と全員が唸りました。
だって数時間前にフュルストでとんでもないワイン飲んでるんですから、そりゃ普通の感覚ではないです。
かなりハードルは高くなってるはずなんですけど、それでもこんな反応になっちゃうくらい美味しいんです!
チャーミングなんですがピノ・ノワールとは違う
でも奥深さも感じる、ですがピノ・ノワールとは違う
薬草や青さも感じるがベリー系のニュアンス、ですがピノ・ノワールとは違う
前面に感じる甘さではなく舌の奥でしっとりと感じる甘味、ですがピノ・ノワールとは違う
ですが!!ですが!!ですが!!
非常に近種なのだということは感じざるを得ません!
ピノ・ムニエといえばシャンパーニュ地方の重要品種で主に補助的な品種と思われがちですが、スティルで飲んでもこんなにポテンシャルの高い品種なんだと改めて思わされました。
これは絶対に買いたい!
皆さんに紹介したい!
3,800円以下で紹介したい!
Oさん言ったよね!?3,800円くらいって!!!!!!
これは妄言であり為替の関係もありますことから販売価格を示唆する発言ではありません。
日本には11月に入荷予定なのでラインナップの詳細はまだ決まっていませんが、入荷時にはこのピノ・ムニエを是非お試しください!
NES
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