カンティーナ・ボルツァーノ

2011/07/04 訪問生産者ブログ

トレンティーノからアルト・アディジェへ。
ここはオーストリアに隣接しており第一次世界大戦まではオーストリアに帰属していたため、現在も日常ではドイツ語を使ってるそうです。

子供は学校に行きだしてイタリア語を学ぶんだとか。

町並みもドイツっぽい。
   
何よりもワイナリーの表記がドイツ語ですよ。
  
訪れたのはカンティーナ・ボルツァーノ、ドイツ語だとケラーライ・ボーゼンなんですね。  

トレンティーノ・アルト・アディジェの特徴はほとんどの生産者が協同組合という形式をとっているという事。
醸造には莫大な資金がかかるので協同組合という形をとる事で質と量の安定、農家の人々の生活を守る事ができるのです。
協同組合は一般的には量の追求に走りがちなのですが、このボルツァーノはあくまでも品質主義!!

2001年に「カンティーナ グリエス」と「カンティーナ サンタ・マッダレーナ」という、共にボルツァーノ地区の幻の協同組合が合併して誕生した最強の協同組合がこのボルツァーノなのです。
  

近代的な設備

   
 


伝統的な大樽

   
 

歴史を感じるカーヴ

組合員は約300名。小グループを作っての勉強会では様々なエリアのワインを試飲しているそうです。
「ブドウの質によって報酬の支払額を決める」という、通常「組合」という組織には相容れない、民間的な発想の「成果主義」制度を導入。
良い葡萄を作ればそれだけ生活が豊かになる。必然的に組合員は努力します。
  
良い葡萄を作る為に作業に励む組合員さんです。

北のエリアなので白ワインの生産が主体のような気がしますが、合計で300haという広大な畑から作られるワインは75%が赤ワインです。

 

ラグレイン・タベールの畑

フラッグ・シップの「ラグレイン タベール」が『ガンベロロッソ』誌をはじめ専門誌各誌で軒並み最高評価を獲得、さらに「グリエス ラグレイン」の2004年ヴィンテージは同じく『アルマナッコ・デル・べーレベーネ』誌の2006年版でついにオスカーに輝いています!

     
ラグレイン種