グーラシュ
ハンガリーの農民料理『グーラシュ』はドイツ語圏で親しまれる料理です。寒い時期に体を温めてくれる一皿です。
クレーのレシピどおりに作ってみると少し甘めだったのでワイン用にアレンジしてます。
<材料>
牛スネ肉 600g・・・肉を4~5cm角に切り岩塩でマリネして2時間ほどおく
こうしておくと煮込んでもお肉の旨味を味わえます。
タマネギ 3個・・・・みじん切り
ニンニク 1片・・・・みじん切り
セロリ 2本・・・・2cmくらいに切る
ニンジン 1本・・・・2cmくらいに切る
リンゴ 1個・・・・2cmくらいに切る
マッシュルーム・・・・縦半分に切る
芽キャベツ・・・・・ 入れなくても大丈夫
トマト缶 1缶
水 800cc
赤ワイン 100cc
バター
オリーブオイル
塩
黒胡椒
グラニュー糖
ローリエ
オレガノ
<作り方>
1.タマネギ、ニンニクをオリーブオイルで飴色になるまで炒めます。
タマネギがしんなりした状態で少し色づいてきたらグラニュー糖をスプーン1杯ぐらい入れます。そうすると飴色 になる時間を短縮できます。
2.フライパンにバターをたっぷり溶かして肉の表面を焼き1の鍋に戻します。
3.鍋に水、トマト缶を入れアクをとりながら15分ほど煮込みます。
4.リンゴ、ニンジン、セロリ、マッシュルーム、芽キャベツ、ローリエを入れ1時間ほど弱火で煮込みます。
5.赤ワイン、オレガノを加えさらに15分煮込み塩、胡椒で味を調えます。
野菜と肉の旨味がたっぷり。ビーフシチューよりもさっぱりした味わいなのでスープをたくさん飲む事ができ体がポカポカになります。
リンゴの甘みと酸味がトマトの味わいと溶け込みとても馴染みやすい味になってます。
中に入れる野菜はアレンジ次第ですがリンゴとトマトは外せませんよ!!
心も体もほっこり温まるような優しさを感じる自然派の赤ワインが飲みたいなあ。。。
マルセル・ラピエール氏のボージョレやル・カンポンなんて良い感じです。
今回のセミナーではトマト味という事でイタリアのキャンティを合わせてみました。
サンジョヴェーゼの酸味とお料理の酸味とがバランス良くなかなか良いハーモニー。
酸味の少ないどっしりしたワインよりも酸味を感じるミディアムな赤ワインがおすすめです。